【第二回 マーケッターGの無回転シュート】ジミー大西

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2016.02.29

【第二回 マーケッターGの無回転シュート】ジミー大西

 2月14日と21日にかけて「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で放送された「ジミー大西の24時間インタビュー」。日曜日の夜ということもあり特に何も考えることなく何とはなしに見ていたのですが、思わず「お!?」と注目する発言をしていました。

 「ジミー大西さんにとって、お笑いとは?」を聞かれた時のこと、ジミー大西さんは少し考えて「真面目と共感ですかね」と返答。この答えに私は思わず「えっ!?」と声を出して驚いたのです。

 ジミー大西さんと言えば天然ボケのキャラが有名で、そのキャラクターで色々な番組でいじられ役として出演、キャラ以外の武器は無い、という印象の芸人さんです。計算されたボケを披露するわけでもないので、いじる方の力量に左右されるという感じの方だと思います。そのジミー大西さんが「真面目と共感」と発言し、私はとても驚きました。

 

 マーケティングで最も重要なこと、マーケッターが常に意識していることに「共感」という要素があります。共感してもらうことでその商品やサービスの購入に繋がる、という考え方です。我々マーケッターは常にこの「共感」をいかに生み出すかを考えているわけです。そしてもう一つ重要なのが「場面」です。つまり、どのようなシチュエーションで商品やサービスの良さを伝えるか、その「場面」がとても重要になります。

 例えば、季節商品は訴求のタイミングを少しでも間違えるとその商品の良さは全く通じませんし、属性の合っていない場面でいくら良い商品を訴求したとしてもだれも見向きもしません。その時必要と思えるものを、必要だと共感させることがマーケティングの基本中の基本だからです。

 

 ジミー大西さんが発言した「真面目と共感」はまさにその二つのマーケティングの肝を押さえた発言で、「お笑い」という世界を生き抜いてきた芸人として、おそらく何ら意識することなく自然とそのことが身についている方なのだと驚きました。

 

 まさか、ジミー大西さんの口からそんな発言が飛び出すとは、日曜日の夜に少しだけ驚いたインタビュー内容でした。