「シン・ゴジラ」は、エヴァンゲリオンなどで知られる庵野秀明が総監督・脚本をつとめたゴジラシリーズ第29作である。

第40回日本アカデミー賞では最多10部門にノミネートされており、作品賞、監督賞で最優秀賞を獲得。アニメ「君の名は。」と共に2016年を賑わせた映画である。

 

様々な話題を集めた映画だが、11月12日にテレビ朝日にて、地上波初放送された。

 

テレビウォッチャー(毎日2400人から回収)の調査によると、地上波初放送は接触数124・満足度3.68・録画数87を記録。テレビウォッチャーが定める高満足度の基準3.7を超えることが出来なかった。

 

高満足度達成しなかった理由を、同時に回収したアンケートから調べてみると、低満足度を提示した人の意見としては「評判ほどではなかった」(62歳男性)「大騒ぎされていてハードルが上がっていたので、見たら実につまらなかった。これはもう怪獣映画ではない」(55歳男性)と前評判の高さに期待値が上がりすぎてしまったことが高満足度を達成しなかった一つの要因のようだ。

「シン・ゴジラ」はドキュメンタリー要素の強い、リアリティあふれる映画となっておりその事前情報がなくみた人はのめりこめなかった可能性はある。

 

しかし、それ以上に大きな要因は、放送がカットされていたことのようである。

 

物語においてはさほど重要ではないものの、小出恵介出演部分がカットして放送されており、「シン・ゴジラ」を劇場で見た人は憤りを覚えたし、見ていなかった人は落胆したようだ。

 

その証拠に、WOWOWでノーカット版にて放送されたものは、高満足度を記録している。

テレビウォッチャーでは、WOWOW放送の視聴データも回収しており、地上波よりも早く、7月8日にWOWOWで放送された「シン・ゴジラ」の満足度は3.81と高満足度を記録しているのだ。

 

様々な事情でカットせざるを得なかったのだろうが、視聴者からするとせっかくの名作はノーカット版で見たかったに違いない。