産婦人科という舞台を通して、命の大切さやこども産むという喜びや苦しみを綺麗事ではなくリアルに伝えるドラマが綾野剛主演「コウノドリ」である。

 

テレビウォッチャー(毎日2400人から回収)の満足度調査でも、10月期にスタートした連続ドラマ(プライム帯)の初回満足度で、4.05を記録し、「ドクターX」「陸王」を抑え堂々の1位となった。

 

しかし、そこからは徐々にではあるが、満足度が下降し、6話の時点での平均満足度は、3.97となっている。

 

満足度3.97というのは、今期のドラマでもトップ3に入る高数値なのだが、初回から下降していることが気になるところだ。

その要因を調べてみると、男性満足度と女性満足度の乖離に原因があるようだ。

 

6話までの平均満足度は、女性満足度4.06なのに対して、男性満足度は3.66となっており、大きな開きがある。男性満足度に至っては高満足度の基準3.70にも達していないようだ。

 

視聴者の数(接触数)も圧倒的に女性が多く、女性接触数79.5・男性接触数23.7となっている。

 

男性から回収したアンケートをみると「実写ドラマ化するとずいぶん生々しくなるなあ。マンガだと軽く読めるけどドラマだと重苦しくてけっこうシンドイ」(47歳男性)「やっぱり、男には母になる気持ちは分からない」(46歳男性)とあり、出産に対して男性の意識の低さがドラマの満足度にも現れているように見受けられた。

 

女性満足度の高さで今期トップ3の満足度を記録しているだけでも凄いことなのだが、出産という現実を男性に伝えるということも、同ドラマのテーマにあるように思える。

その点に関しては、まだまだこれからのようだ。