ドラマ「コウノドリ」が12月22日の放送で完結した。

「コウノドリ」は産婦人科医をテーマにした漫画原作のドラマであり、命の尊さや出産の現実、苦悩などを問う社会派ドラマとなっている。

 

テレビウォッチャー(毎日2400人から回収)の満足度調査によると、22日放送の最終話は満足度4.14を記録し、全11話の平均満足度も3.98を記録。

テレビウォッチャーが定める高満足度の基準3.70を大きく超え、今期の連続ドラマを代表する高満足度ドラマとして、堂々の完結を果たした。

 

出生前診断や、育児ノイローゼ、ウツといった、全体として重いテイストのドラマであったが、女性を中心に「考えさせられるドラマで見終わった後、色々と思いを馳せることが多い」(47歳女性)「ダウン症、産む前にわかったら自分だったらどうするかな。考える機会になる」(33歳女性)と深く考えさせられるドラマであったことが分かる。

 

ただし、手放しでは喜べないデータもある。

男女の満足度を比較してみると、全11話の女性満足度は4.06と高満足度を記録している一方、男性満足度は3.67と低く、男女の満足度に大きな乖離が見られたのだ。

 

テレビウォッチャーが回収したアンケートをみると「男性にはわかりにくい内容で難しい」(46歳男性)「実写ドラマ化するとずいぶん生々しくなるなあ。マンガだと軽く読めるけどドラマだと重苦しくてけっこうシンドイ」(47歳男性)などの意見があり、出産をどこか他人事と捉えてしまう男性にとっては、目を背けたくなるドラマではあった。

 

2015年に放送された前シリーズは、男性満足度4.03を記録しており、高満足度を獲得している。今回は、前シリーズよりも重いテーマの回が多く、その点で男性の満足度が低下してしまったようだ。

 

ただ、今回のドラマで語られたような出産のリスクは、いつ自分に降りかかってきてもおかしくない現実である。

「コウノドリ」は男性にこそ見てもらいたい、命と向き合ったドラマであった。