女子サッカーのなでしこジャパンがリオ五輪出場が絶望的になった3月4日、マレーシアでは世界卓球の日本女子が団体戦で北朝鮮に勝ち、決勝へ進出。6日の決勝では中国に敗れ、45年ぶりの優勝は逃したものの、中継をしたテレビ東京の視聴率が日曜午後という数字があまり期待できない時間にもかかわらず、15%近くを獲得。その健闘を称えた。

 

 4日の準決勝の満足度は4・23とかなり高いポイントを記録した。中でも3人目に登場し、死闘を制した15歳の中学生、伊藤美誠(みま)の活躍に、視聴者からは「感動した」「しびれた」の言葉が並んだが、卓球の醍醐味を十分味わえたうえに、今後のリオ、東京と続く五輪への期待が膨らんだ高満足度だったといえる。

 

  「卓球はストレスとの勝負ということを感じた。今日は15歳の伊藤美誠選手の最終戦に感動した。北朝鮮の選手の頑張りもすごかったが、北朝鮮の選手は精神的に疲れ切ってしまって敗れたという印象。すごい試合だった」(71歳女性)、「丁寧な解説のお陰で、卓球の事がよく理解出来ました。手に汗を握る戦いにハラハラ、ドキドキでした。スーパー中学生の、今後の活躍が期待出来そう」(47歳女性)。視聴者の熱が伝わるコメントは後を絶たなかった。

 

 決勝も中国に完敗したとはいえ、満足度は3・80で高満足度基準をクリア。「分かっていたことだが、やはり中国は強かった。でも前回の決勝に比べて、かなり善戦するようになってきたのも事実。特に石川佳純は惜しかった。伊藤美誠は、相手が戦術を変えてきた後の戦い方が課題。やはり中三で体ができていないので、フォアドライブの威力がないのを見越して、相手はフォアを突いてくる。その辺をどうするのか」(48歳男性)と、かなり熱い視聴者が全国にも数多くいたことだろう。

 

 あと4カ月ちょっとでリオ五輪。注目種目は多いが、同じく銀メダルの男子とともに二重丸でチェックしなければならない種目となった。この夏は連日、寝不足になりそうである。

 

※写真は1月の日本選手権での伊藤美誠