日曜劇場「小さな巨人」とは、「半沢直樹」などを手がけた福澤克雄が監修を担当している、オリジナルドラマである。

警視庁捜査一課の敏腕刑事であった香坂真一郎(長谷川博己)が些細なミスから所轄へと飛ばされてしまうが、持ち前の捜査力と根気で事件を解決していく。

好調を続ける日曜劇場枠ということで、テレビウォッチャー(2400人から回収)の満足度調査によると、第1話から満足度3.72を記録、好発進となった。

その後も満足度が上昇。第4話では満足度3.99と同ドラマの最高満足度を記録している。

 

しかし、その後は高満足度をキープしてはいるものの、第5話満足度3.95→第6話満足度3.94→第7話満足度3.90と満足度が下降気味に推移している。

そして最新の第8話も、満足度3.85と更に満足度が下がってしまった。

テレビウォッチャーの分析によると、満足度下降のカギは男性接触者が握っているようだ。

 

第8話まで男女別平均満足度をみてみると、男性満足度3.97・女性満足度3.87と男性の方が高い満足度を記録している。

「小さな巨人」は本格的な刑事ドラマでありながら、理不尽な上司や組織のしがらみに対して奮闘するドラマであり、男性向けのドラマと言える。

 

だが、そんな男女別の満足度にも変異が起こっている。

 

第6話までは高い満足度を保っていたものの、第7話の男性満足度は3.85そして、第8話の男性満足度は3.76と下がっている。

この男性層の満足度の下降が、全体満足度が下がってしまった大きな要因だろう。

 

主人公である香坂は、自分の正義を貫き、警察組織に反抗してきた。そんな反抗も組織の圧力の中では無意味なものとなることが多く、辛酸の舐めてしまっている。

また目の上のたんこぶである上司、捜査一課長の小野田(香川照之)にもまだ一矢も報いていない。

 

テレビウォッチャーが回収したアンケートでも「スカッとした展開が早く見たいと思う内容だった」(49歳男性)「毎回同じパターンを繰り返されるのもきつくなってきたので、早く結末を見たくなってきた」(46歳男性)と、なかなか解決が見えない展開に、フラストレーションが溜まっているようだ。

 

しかし、その溜まったフラストレーションも今後での展開次第では一気に炸裂し、満足度も急上昇するだろう。

最終話まであとわずか、是非とも満足度4超を果たしてもらいたい。