6月も終わり、新たな夏ドラマがスタートしますね~。今期も期待度が高いドラマばかりなのでいまからワクワクが止まりません。個人的に音大出身ということもあり、ドラマを見る際にも音楽が気になるので、今回はこれから新たに始まるドラマの音楽に焦点を当て、ドラマの内容とともにまとめてみました!


・月曜日

「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE 3rd SEASON」(フジテレビ)

7月17日21時から放送。キャストは主演の山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛美ほか。原作はなく、脚本を手掛けたのは「リッチマン、プアウーマン」などで知られる安達奈緒子。

今作「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE 3rd SEASON」は、2010年以来となる続編で、シーズン2から7年ほど経過し30代になった主人公達(山下智久ほか)のエピソードが描かれている。今作からのフレッシュなキャストも豪華で、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみ等が脇を固める。前作に続き、緊張感ある今作に期待が高まる。 

音楽・・・佐藤直紀

クラシック、ロックなど、幅広いジャンルの音楽を巧みに操り生み出す才能を武器に、多くの作品の作曲や編曲を手掛けている音楽家だ。作曲においては自身の音楽性を主張するよりも、監督やプロデューサーの意向に添うものを提供することを最重要ポイントとしている点が視聴者からも好評を得ている。主題歌のMr. Children同様、前作に続き今作も音楽は佐藤が担当することにより、今作のドラマの繊細さを存分に生かす音楽に期待が高まる。

主題歌・・・Mr. Children「HANABI」(TOY’S FACTORY)

いつ聞いても癒される歌声が魅力のロックバンド・Mr. Childrenの名曲「HANABI」が、前作に引き続き起用される。「HANABI」は2008年7月の放送された「コード・ブルー」に合わせ、ドラマの主題歌として書き下ろされた作品。ドラマと共存し、ドラマとともに愛されてきた名曲が再び起用されることで、より今作「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE 3rd SEASON」の魅力が増すだろう。

 

 

・火曜日

「僕たちがやりました」(フジテレビ)

7月18日21時から放送。キャストは主演の窪田正孝、永野芽郁、新田真剣佑、葉山奨之ほか。

原作は金城宗幸の「僕たちがやりました」(漫画)で、脚本は「嫌われる勇気」などで知られる徳永友一。若者たちの青春逃亡サスペンスである。

物語の概要は、イタズラで10人の死者を出し平穏な日常が一転してしまった高校生たち(窪田ほか)の逃亡劇。もがき、苦しみ、揺れ動く若者の心を描き出す作品である。原作ファンのみならず、視聴者をハラハラさせるのは間違いないドラマだろう。オープニング曲を担当するバンドはMrs. GREEN APPLE、主題歌にはDISH//が起用され、どちらも若者に人気のバンドという点にも注目が集まっている。

オープニング曲・・・Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」(Universal Music/EMI)

勢いのある若手バンドとして多くのメディアから注目されているMrs. GREEN APPLE。今作の「僕たちがやりました」のために書き下ろしたことでを広げている。

主題歌・・・DISH//「僕たちがやりました」(Sony Music )

歌、バンド演奏、ダンス、トーク、コントなど内容が盛りだくさんのライヴは好評で、2015年、2016年、2017年と3年連続元日に日本武道館で単独公演を行うなど、人気・地名度ともに急上昇中のバンドである。

 

 

「カンナさーん!」(TBS)

7月18日22時から放送。キャストは主演の渡辺直美、要潤、斉藤由貴、トリンドル玲奈、ほか。

原作は深谷カホルの「カンナさーん!」(漫画)で、脚本を書いたのは俳優業もこなしながら脚本家、演出家としても活躍するマギー。主な代表作は「山田太郎ものがたり」、「臨床犯罪学者 日村英生の推理」などがある。

物語の概要は、明るい性格でパワフルな主人公の主婦(渡辺)の奮闘記で、どんなことにも果敢にトライする笑いあり涙ありのドタバタコメディである。 TBSの火曜ドラマ枠は「逃げ恥」、「カルテット」と話題作が続いてる点においても期待が高まる。加えて、今作がドラマ初主演となる渡辺直美にも特に注目して観てみたい。

音楽・・・得田真裕

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」、「家売るオンナ」、「嫌われる勇気」など、数々の劇伴・テーマ音楽の作曲で知られる。類まれなるメロディーセンスと曲の壮大さで注目を集める作曲家である。

主題歌・・・AI「キラキラ feat. カンナ」(EMI Records)

伸びやかで安定感のある歌声を持つAI。今作の主題歌には、フィーチャリングとして主人公・カンナ役の渡辺を迎えていることでも話題だ。渡辺とのコラボに加え、AIがTBSのドラマ主題歌を担当するのは2013年にTBS系ドラマ「夜行観覧車」の主題歌「VOICE」を担当して以来4年ぶりという点にも注目が集まっている。

 

 

・「マジで航海してます。」(TBS)

7月18日25時28分から放送(MBS系列は日曜24時50分から放送予定)。キャストは飯富まりえと武田玲奈が主演を務め、桜田通、裕翔、温水洋一ほか。原作はなく、「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などで知られるアサダアツシが脚本を担当する。

物語の概要は、航海士を目指す主人公の女子大生(飯富、武田)の青春ドラマで、実習船を舞台に切磋琢磨するというストーリー。

主演を務める飯富と武田は、両者とも今作が初主演という点にも注目が集まっている。

主題歌・・・BOYS AND MEN「帆を上げろ!」(ユニバーサル ミュージック)

無限大に感じられるメンバー10人のパワーと、確かな実力で今最も注目を集めているエンターテイメント集団、BOYS AND MEN。怒涛の勢いで活躍の場を広げる彼らを、作曲ヒャダイン、作詞いしわたり淳治の初タッグで製作された「帆を上げろ!」は、今作「マジで航海してます。」をさらに盛り上げる曲になるだろう。

 

 

・水曜日

「刑事7人 第3シリーズ」(テレビ朝日)

7月12日21時から放送。キャストは主演の東山紀之、高嶋政宏、倉科カナ、塚本高史ほか。原作はなく、「相棒」や牧野圭祐との共同執筆作品「新参者」などの脚本を手がけた真野勝成が脚本を担当。

2015年から続く人気刑事ドラマの第3弾であり、様々な凶悪事件に立ち向かう刑事ドラマとして人気シリーズの第3シリーズである。

音楽・・・吉川清之

吉川自ら劇伴音楽を手がけた「新・警視庁捜査一課9係 第2シリーズ」の第5話と、「臨場」第一章第2話では、ピアニスト役でそれぞれ出演経験もあり、幅広い活躍が注目されている劇版作曲家である。今作「刑事7人 第3シリーズ」の臨場感あふれる雰囲気には、どのような音をのせるのか注目だ。

 

 

「過保護のカホコ」(日本テレビ)

7月12日22時から放送。キャストは主演の高畑充希、竹内涼真、黒木瞳、時任三郎ほか。原作はなく、脚本は「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦が手がける社会派ホームドラマ。

物語の概要は、今まですべて親任せで生きてきた世間知らずの過保護女子大生(高畑)が、社会に出て成長していく人生劇を描いた作品である。甘やかされて生きてきた箱入り娘のこの先はどうなるのか。豪華キャストが勢ぞろいしている今作に期待が高まる。

音楽・・・平井真美子

ピアノソロライブ活動を精力的に行っている作曲家・ピアニスト。資生堂「マキアージュ」、キューピー「深煎りゴマドレッシング」、第一三共ヘルスケア「カコナール2」など、CMの音楽を多く担当するなど幅広い活躍が注目されている。

主題歌・・・星野源「Family Song」(スピードスターレコーズ)

今作「過保護のカホコ」の脚本を読み、家族の存在について考えながら楽曲を作ったという星野の最新曲が、今作「過保護のカホコ」をポップながらも切ないドラマへと導く。

 

 

「わにとかげぎす」(TBS)

7月19日23時56分から放送。キャストは主演の有田哲平(クリームシチュー)、本田翼、賀来賢人、光石研ほか。原作は古谷実の「わにとかげぎす」(漫画)で、「ミュージアム」(映画)などで知られる高橋泉が脚本を担当。

物語の概要は、30代の主人公の男性(有田)が友達なし、恋人なしの孤独な人生を改め、新たな人生を進もうと試みるも、次々とトラブルに巻き込まれていくといった波乱万丈なストーリー。

根強いファンを持つ漫画家の古谷実と、ドラマ初主演の有田のコラボレーションがどのような展開をみせるのか注目が集まる。

音楽・・・眞鍋昭大

「大貧乏」、「架空OL日記」などの音楽を手がけた若手実力派の音楽家。ミュージカル「カムイレラ」(ミュージカル座 藤倉梓/作)の編曲を手がけた点からも、その才能の無限大さに注目だ。ちなみに筆者と同じ音大である。

主題歌・・・TOKIO「クモ」(ジェイ・ストーム)

ドラマスタッフからオファーを受けた長瀬智也が、今作「わにとかげぎす」のために書き下ろした楽曲ということもあり注目が集まっている。切ない中にも芯の強さを感じさせるロックナンバーに、ボーカルの長瀬智也の力強い歌声が光るTOKIOの楽曲と今作とは、相性バッチリと言える。

 

 

・木曜日

「遺留捜査 第4シーズン」(テレビ朝日)

7月13日20時から放送。キャストは主演の上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、段田安則ほか。原作はなく、「遺留捜査 第2シーズン」から続き大石哲也が脚本を担当する。

現場に残された遺留品を元に手がかりを汲み取り、事件を解決に導く刑事ドラマ。人気刑事ドラマの第4シーズンで、今作では京都が舞台になっている。そして新たなキャストに段田安則、戸田恵子、永井大、栗山千明らが抜擢され、前作とはまた違った雰囲気のドラマになりそうだ。

音楽・・・吉川清之

「刑事7人」、「TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-」などの音楽を手がけ、刑事ドラマの音楽を担当することが多いことから、刑事ドラマには欠かせない存在となっている。

主題歌・・・小田和正「小さな風景」(アリオラジャパン)

数々の名曲を生み出し、社会現象となる楽曲も多いミュージシャンである。老若男女問わず、幅広いファンを持ち、まっすぐこころに届く歌声とキャッチーなメロディや歌詞が魅力だ。

 


「黒革の手帖」(テレビ朝日)

7月20日21時から放送。キャストは主演の武井咲、江口洋介、仲里依紗、高嶋政伸ほか。脚本は「マッサン」などで知られる羽原大介が担当する。

地味な銀行OL(武井)が銀座ママとなり、自らの野望のため孤高の戦いを挑んでいくというストーリー。原作は1978年に発表された松本清張の代表作「黒革の手帖」(小説)で、過去に4度ドラマ化されている。今作「黒革の手帖」は、2004年に米倉涼子が主演して以来13年ぶりの連ドラ化とだけあって、武井が魅せる新たな主人公にも注目して見てみたい作品だ。

主題歌・・・福山雅治「聖域」

俳優、ミュージシャンと多方面で活躍する福山雅治が、今作の「黒革の手帖」のために新曲の「聖域」を書き下ろした。自身で歌うことだけでなく、他のアーティストに提供することも多い。今作「黒革の手帖」にはどのような彩りを添えるのか期待が高まる。

 

 

「セシルのもくろみ」(フジテレビ)

7月13日22時から放送。キャストは主演の真木ようこ、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ほか。

原作は唯川恵「セシルのもくろみ」(小説)で、脚本を務めるのは「嫌われる勇気」などで知られる、ひかわかよ。

概要は、ファッション雑誌業界を舞台にした仕事と人生のヒューマンドラマ。専業主婦から一転、読者モデルとしてスカウトされ、女のもくろみが蔓延る世界に翻弄される主人公(真木)の生き様を描いた物語だ。女性ならではの“怖さ”や“共感”が女性から支持を受けそうである。

音楽・・・井筒昭雄

映画 「怪物くん」、「脳内ポイズンベリー」などの映画音楽、「医師たちの恋愛事情」、「ラストフレンズ」などのドラマ音楽を手がけた。その実力は和声BECKとの呼び名もあるほど。遊び心に富んだ音作りによるトラックメイキング、CM音楽、劇版音楽など幅広いサウンドを手掛け、人々の心をワシ掴みにするのが特徴だ。

主題歌・・・夜の本気ダンス「TAKE MY HAND」(Getting Better Records)

いま最も勢いのあるバンドの一つである若手ロックバンド・夜の本気ダンス。デビューして間もないにもかかわらず、様々なメディアに取り上げられ注目が集まっている。今作のイメージにもぴったりな楽曲で、ドラマを盛り上げてくれること間違いなしだろう。

 

 

「脳にスマホが埋められた!」(日本テレビ)

7月6日23時59分から放送。キャストは主演の伊藤淳史、新川優愛、安藤なつ、岸谷五朗ほか。

原作はなく、「咲-Saki」などで知られる森ハヤシが脚本を務め、鈴木おさむが企画原案を担当するSFヒューマンドラマである。

概要は、脳がスマホ化し、あらゆるスマホ能力を得た主人公(伊藤)が現代ならではの面倒な出来事に次々と巻き込まれていくといったストーリー。共感と話題を呼びそうな物語に期待したい。

主題歌・・・三浦大知「U」

今作の主題歌を担当しドラマをさらに盛り上げてくれるのは、抜群の歌唱力を持ち、ダンスの才能も天下一品の人気のアーティスト、三浦大知だ。そんな多彩な才能を持つ三浦の歌声が、今作に華を添える。

 

 

「さぼリーマン甘太郎」(テレビ東京)

7月13日25時から放送。キャストは主演の尾上松也、石川恋、皆川猿時、尾上寛之ほか。

原作は萩原天晴、アビディ井上の「さぼリーマン 飴谷甘太朗」(漫画)で脚本は村上大樹、足立紳が担当する。

概要は、とにかくスイーツには目がない主人公(尾上)の日常を描いたもの。仕事をサボってスイーツを食べまくるの姿が何とも愛らしいスイーツドラマである。毎話実在のスイーツ店が登場する点も注目だ。

音楽・・・牧戸太郎

中学時代から作曲、編曲に取り組みだし、近年では「黒崎くんの言いなりになんてならない」、「スプラウト」、劇場版 「私立バカレア高校」などの音楽を手がけてきた。そんな若手注目株の作曲家・牧戸の光るセンスが、今作にも注ぎ込まれるだろう。

エンディング曲・・・イトヲカシ 「アイスクリーム」(avex)

伊東歌詞太郎、宮田“レフティ”リョウによるユニット「イトヲカシ」は、いま注目の2010年型アーティストとして特に若い層から支持を受けている。メディアには顔出しをしないことからその素性はわかっていないが、確かなメロディーセンス、力強い歌声など、その多彩な才能で聴くものを魅了しているイトヲカシが、今作でもその魅力を奏でる。

 

 

 

・金曜日

「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ SECOND SEASON」(テレビ東京)

7月21日20時から放送。キャストは主演の小泉孝太郎、松下由樹、六角慎司、岸明日香ほか。

原作はなく、脚本は吉本昌弘、大石哲也らが担当する。2016年1月〜3月に放送された刑事ドラマの2ndシーズンである。

厄介払いされたメンバーが集められている「ゼロ係」という部署に、キャリア警視だが世間知らずな主人公(小泉)がやってくることでなにかが変わっていくという物語。前作に続き、主演の小泉幸考太郎が究極のKY刑事を演じるところに注目してみてみたい。

主題歌・・・コブクロ「SNIFF OUT!」

意外なことに、今作「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ 2期」でテレビ東京のドラマ主題歌を初めて担当した。人間の心の中ので戦う「真実」や「嘘」にスポットを当てて作られたコブクロの最新曲である。

 

 

「ハロー張りネズミ」(TBS)

7月14日22時から放送。

キャストは主演の瑛太、森田剛、深田恭子、山口智子ほか。

原作は弘兼憲史の「ハロー張りネズミ」(漫画)で、「モテキ」、「バクマン。」などで知られる大根仁が演出・脚本を務める。

概要は、面倒な案件ばかりが舞い込んでくる探偵事務所の人情喜劇である。80年代に連載された人気漫画を待望の実写化が実現した今作。豪華キャストがどのように原作を表現するのか期待が高まる。

音楽・・・SOIL&”PIMP”SESSIONS

DJが主体であったクラブシーンにライヴを持ち込んだパイオニアとして知られていて、ライヴを中心とした活動をしているが、近年ではドラマの劇版音楽を手がけたりもしている。また、2016年9月18日(日本時間19日)に行われたリオデジャネイロオリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでは、使用された楽曲「ちちんぷいぷい(Manipulate the time)」の演奏を担当するなど幅広い活躍をしている。

 

 

「あいの結婚相談所」(テレビ朝日)

7月28日23時15分から放送。

加藤山羊・矢樹純の「あいの結婚相談所」(小学館ビッグコミックス刊)が原作で、徳尾浩司らが脚本を担当。

キャストは主演の山崎育三郎、高梨臨ほか。

毒舌ながらも愛があふれる主人公(山崎)は、歌って踊る結婚相談所「あいの結婚相談所」の所長を務め、毎回結婚に悩むワケあり男女を結婚へと導く物語。ドラマ初主演の山崎育三郎がミュージカルとは違った魅力をどう見せてくれるのか注目したい。

テーマ曲・・・山崎育三郎「Congratulations」、「あいのデータ」

2曲のテーマソングはドラマの中で主人公が歌う時や、カップルを祝福する時に披露される。レコーディング時には主人公になりきって、気持ちを込めたという山崎。新しいウエディング・ソングの定番楽曲としても広まりそうだ。

 

 

「下北沢ダイハード」(テレビ東京)

7月21日24時12分から放送。

キャストは主演の古田新太/小池栄子ほかで、毎話にゲストが登場する。

原作はなく、脚本は注目株の若手脚本家11人が1話ずつ担当するのが見所の一つである。

概要は、「人生最悪の一日」をテーマにした1話完結エピソード。古田新太と小池栄子は案内人として毎話登場し、ゲストを迎える。演技が高く評価されている主演の二人に加え、新進気鋭の11人の脚本家が織りなすパニック・コメディに注目が集まる。

エンディング曲・・・雨のパレード「Shoes」

注目のバンドとして知名度を上げている雨のパレードが、今作のドラマのために書き下ろしたとして話題を集めている。さらには、「Shoes」がバックに流れる番組のエンディング映像に俳優の柄本明の出演が決定。下北沢に住んで約40年になるという柄本が、夜の下北沢をジャージ姿で自転車に乗ってブラブラする映像にも注目だ。

 

 

「デットストック」(テレビ東京)

7月21日24時52分から放送。

キャストは今作がドラマ初主演の村上虹朗、速水あかり、田中哲司ほか。

原作はなく、脚本を三宅隆太、加藤淳也らが担当するオリジナルストーリー。

概要は、テレ東の新社屋移転を題材にしたノンフィクション・ホラードラマ(2016年に実際に引っ越し)。テレ東旧社屋から見つかった怪奇現象テープをめぐり、テレ東スタッフが奔走し謎を解明していくストーリーである。

オープニング曲・・・AKLO×JAY ’ED「Different Man」

日本のヒップホップシーンを牽引するAKLOと、透き通るような美しい歌声が魅力のJAY'EDが、今作「デットストック」のために楽曲を書き下ろした。

“新たな自分に生まれ変わる主人公の気持ち”を表現したという至極の楽曲「Different Man」が、「デットストック」のオープニングを華々しく飾る。

エンディング曲・・・UA 「Moor」

主演の村上の実の母親でもあるUAの曲の中から、村上自身が思い入れのある「Moor」を選曲した。圧倒的な歌唱力と存在感で魅了し続けるUAが、息子への愛を唄った曲という「Moor」は、まさにこの番組を表現するふさわしい曲だ。

 

 

・土曜日

「悦ちゃん」(NHK)

7月15日18時05分から放送。

キャストは主演のユースケサンタマリア、門脇麦、石田ニコル、平尾菜々花ほか。

脚本は「表参道高校合唱部!」などで知られる櫻井剛、原作は獅子文六の「悦ちゃん」(小説)。

概要は、1930年代の東京銀座を舞台にして展開されていくラブコメディ。死別した妻への未練を捨てきれない父親(ユースケ)と、父親の新たな奥さんを探すべく奔走する娘(平尾)の物語だ。笑える内容ながらも、その中に家族愛をどう表現するかという点に期待が高まる。

音楽・・・橋本由香利

「千住クレイジーボーイズ」、「3月のライオン」など、ソフトロック、ギターポップ、ネオアコースティック、エレクトロニカの世界観を軸に、プログラミングからオーケストレーションまで幅広い音楽を作り上げ、数多くの劇伴音楽を手掛けていることで注目されている。

 

 

「ウチの夫は仕事ができない」(日本テレビ)

7月8日22時から放送。

キャストは主演の錦戸亮、松岡茉優、佐藤隆太、檀蜜、藪宏太ほか。

原作はなく、「べっぴんさん」などで知られる渡辺千穂が脚本を務めるオリジナルストーリーだ。

概要は、“仕事ができない”ことを隠し続ける夫(錦戸)と、それを知りながらも夫を支え続ける妻(松岡)の日々を描いたドタバタホームドラマ。どのような奮闘劇が繰り広げられるのか、2人の掛け合いに期待が高まる。

主題歌・・・関ジャニ∞「奇跡の人」(インフィニティレコーズ)

番組共演をきっかけに進行を深めたミュージシャン・さだまさしに、メンバー自ら楽曲提供を依頼し実現した曲が、主題歌「奇跡の人」である。「好きな女の子と苦手な女の子、本音と建て前」を基盤に作り上げたという。関ジャニ∞版の“関白宣言”が注目を集める。

 

 

「居酒屋ふじ」(テレビ東京)

7月8日24時20分から放送。

キャストは主演の永山絢斗/大森南朋、飯豊まりえ、余貴美子、村上淳ほか。

原作は栗山圭介の「居酒屋ふじ」(小説)、脚本は根本ノンジ、山田あかね、粟島瑞丸ら。

概要は、東京・中目黒にある実在店「居酒屋ふじ」をモデルにしており、毎話豪華ゲストが登場して人生について語らう(本人役で登場とのこと)といったトークが満載の人情ドラマだ。人気俳優たちの普段聞けないような話も聞けるだけでなく、お笑い芸人・鉄拳が「居酒屋ふじ」の劇中内に差し込まれるイラストを全話描き下ろすことにも多くの注目が集まっている。

オープニング曲・・・斉藤和義「I'm a Dreamer」(Speedstar)

「僕の見たビートルズはTVの中」でデビューし、その後「歌うたいのバラッド」、「ウエディング・ソング」、「ずっと好きだった」、「やさしくなりたい」など数多くのヒットを飛ばしてきた斉藤の最新曲。ファンのみならず、アーティストからも絶大な支持を受けるなど幅広い表現力と確かな才能で今作のドラマにも彩りを与える。

エンディング曲・・・月に吠える。「夜の雲」(Mastard)

主演の大森南朋(Vo,Gt)と、プロギタリストとして数多くのアーティストをサポートしてきた塚本史朗(Gt)が在籍するロックバンド「月に吠える。」のアルバム「第2巻。~浮世歌~」収録曲の「夜の雲」が今作に起用される。

俳優としての魅力だけでなく、アーティストとしての魅力も感じられる“お得”なドラマになりそうだ。

 

 

・日曜日

「ごめん、愛してる」(TBS)

7月9日21時から放送。

キャストは主演の長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶほか。

脚本を務めるのは「ラストフレンズ」で知られる浅野妙子、原作はイ・ギョンヒ脚本の韓国ドラマ「ごめん、愛してる」。

概要は、自身を捨てた母親への憎しみ持ち続ける主人公(長瀬)と、叶わぬ恋心抱き続けるヒロイン(吉岡)が、ともに「愛」を手に入れるためにもがいていく、同名の韓国ドラマをリメイクしたラブストーリー。切なさの中にも希望を持った今作に、役者たちがどう挑むのか注目してみてみたい。

音楽・・・吉俣 良

「篤姫」、「冷静と情熱のあいだ」、「バッテリー」など、数多くの作品の音楽を担当している。特に「篤姫」のオリジナルサウンドトラックはNHK大河ドラマのオリジナルサウンドトラックとして異例の大ヒットを記録した。さらに「冷静と情熱のあいだ」は海外からも多くの注目を集め、それがきっかけとなり、韓国SBSのドラマ「イルジメ〜一枝梅」の音楽や、「KUTSUKAKE TOKIJIRO」ニューヨーク公演の音楽を手掛けるなど海外進出も果たしている。作曲家としての活動だけでなく、ソロコンサートを行ったり、美空ひばりのバックバンドを務めたこともあるという華々しい経歴の持ち主だ。

主題歌・・・宇多田ヒカル「Forevermore」(EPICレコードジャパン)

「MUSIC ON! TV」が開局20周年を記念した特別企画として、宇多田ヒカルのエピックレコードジャパン移籍後第2弾の楽曲「Forevermore」とのミュージックビデオコラボで話題の楽曲が今作を盛り上げる。数々の名曲を生み出してきた彼女の最新曲が、このドラマにどのような色を添えるのか注目だ。

 

 

「警視庁いきもの係」(フジテレビ)

7月9日21時から放送。

キャストは主演の渡部篤朗、橋本環奈、三浦翔平、石川恋ほか。

脚本は「GTO 2012」などで知られる田中眞一、原作は大倉崇裕の「動物シリーズ」(小説)。

概要は、逮捕・拘留された容疑者のペットを一定期間保護・世話をする通称“警視庁いきもの係”に配属された元鬼刑事の主人公(渡部)と、そこに所属している巡査(橋本)が織りなす異色の刑事もの。元鬼刑事と動物マニアの巡査が、現場に残された動物の様子から事件を解決していく様が新しい“癒しミステリー”の誕生に目が離せない。

音楽・・・Evan Call( Audio Highs)

2012年から「Elements Garden」で活動をはじめ、壮大なアレンジングやシンフォニックメタルサウンドを武器として注目を集める作曲家の一人だ。独特の世界観を持った彼の音楽はこのドラマに必要不可欠である。

主題歌・・・超特急「My Buddy」(SDR)

日本武道館でのワンマンライブや全国ツアーなどを行い、ノリに乗っているグループ「超特急」。彼らの爽やかでおしゃれな楽曲と相性ピッタリな点にも期待が高まる。

 

 

「愛してたって、秘密はある」(日本テレビ)

7月16日22時30分から放送。

キャストは主演の福士蒼汰、川口春奈、鈴木保奈美、賀来賢人ほか。

原作はなく、「恋仲」などのラブストーリーを得意とする桑村さや香のオリジナル脚本である。

概要は、父親を殺した過去を隠し続ける主人公(福士)と、その秘密を知らずに付き合い続ける恋人(川口)との“真実の愛”を巡る物語。AKBなどのプロデューサーで知られる秋元康が手がけるラブ・ミステリーに期待が高まる。

音楽・・・「ボク、運命の人です。」、「BOSS」、「大切なことはすべて君が教えてくれた」などのドラマ音楽を手がけた林ゆうき。そしてもう一人は、今作で共作した林とはタッグを組むことが多く「ハイキュー!!」、「ガンダムビルドファイターズ」、「フラジャイル」(すべて林等と共作)など数多くのドラマ・アニメの劇伴音楽を手掛けた橘麻美が担当。

主題歌・・・家入レオ「ずっと、ふたりで」(ビクター)

デビュー当時はまだ高校生であった家入も20歳を超え、彼女の大人っぽい雰囲気や歌詞などがより際立つ楽曲となっている。芯の強さが感じられる彼女の歌声が今作「愛してたって、秘密はある」にぴったりである。


 

 ドラマはストーリーや演出の仕方、役者の演技などを楽しむのはもちろんだが、ドラマのストーリーとリンクする“音楽”にも注目して見てみるとまた違ったと捉え方や発見があり、更にドラマを楽しむことができます。7月スタートのドラマは役者面でも音楽面でもフレッシュなメンバーが多いのも相まって、老若男女問わず満足度の高いクールとなるだろう。

 

テレビウォッチャー研究員助手 田島春