現在、お笑いタレントが活躍する番組が数多く存在し、お茶の間に日々“笑い”を届けている。そんな中、2017年4月に斬新な企画で新たに誕生したのが毎週水曜深夜放送中の「笑×演」(テレビ朝日)である。

 番組の内容は、芸人が書いたネタを“芸人”ではなく“役者"が演じるという異色のネタ番組で、漫才やコントなどジャンルは問わない。俳優のときの顔とは違う、普段見ることができない貴重な別の顔が見られる点がこの番組の魅力だが、芸人が直接大物俳優に本気で指導する舞台裏も見ることが出来るため、より一層臨場感が伝わってくるのも見所の一つだ。MCを務める人気お笑い芸人の山崎弘也(アンタッチャブル)、バカリズムも番組を盛り上げ、支えている。

 

「テレビウォッチャー」に寄せられた意見を見てみると、「演技のできる俳優でもお笑いの演技をするのは難しいんだなと思った」(31歳男性)、「うしろシティのネタが非常に面白い。確かに本人じゃできなかったかも。」(42歳男性)、「ゴールデンとかレギュラー番組でも見たいくらいの企画。ネタを演じる役者たちが新鮮で面白かった。」(47歳男性)、「俳優さんのキャラが生かされていて面白かったし、役者の方々が本気の演技でネタをやっていたのが斬新で面白かった」(31歳女性)など、ポジティブな意見が多く寄せられた。

 また番組の満足度も高く、平均3.70(5段階評価)に対して4.33という高満足度を記録した回が(17年4月から6月までの放送)、6月7日放送の、 “芸人:トップリード、ずん” “役者:石井智也&清水優、渡辺徹&山崎銀之丞”がゲストの回である。

芸人と役者が一丸となり創り出される貴重なエンターテイメントに、今後も目が離せない。

 

テレビウォッチャー研究員助手  田島春