8月26、27日に日本テレビ系で放送された「24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう~」は、スポーツ紙などの報道によると、平均視聴率18・6%を記録。番組史上歴代2位で、瞬間最高も40・5%だった。

 

 記念すべき40年目の節目として、最大の目玉だったのがチャリティーマラソンランナーの当日発表。日テレの上層部も誰になるか当日まで知らず、一時は複数によるリレー方式という話も取り沙汰された。ブルゾンちえみ(27)に決まると、インターネット上などでは賛否両論があったものの、おおむね「頑張れ」というもので、人物の選考にはそれほど異論はなかったようだ。

 

 しかし、「まもなく発表!」的な表現が番組冒頭から何度も繰り返されたことに、視聴者のフラストレーションはたまったのも事実。「マラソンランナーが誰かやっぱり気になり見ていました。一番忙しい時間帯引っ張り過ぎで嫌でした。視聴率を上げるためなのかもしれないが、視聴者のことも考えてほしい」(35歳女性)、「マラソンランナーが気になり視聴。なかなか発表されずチャンネルを回してしまった。引っ張り過ぎだと感じた」(27歳女性)の声が相次ぎ、発表の時間帯にあたるPART.1(26日午後6時半~27日午前1時44分)の満足度はトータル2・98と低かった。引っ張りすぎは、視聴率アップにはつながるかもしれないが、好感が持てるものではない。

 

 最後のゴールシーンでは「ブルゾンちえみさんが無事ゴールできて良かった」(46歳女性)と同様の感想が大多数を占めたが、それ以上でもそれ以下でもなかった。瞬間最高視聴率はゴール直前の27日午後8時47分で、記録が集計されている89年以降で歴代5位をマークした。それでも満足度は3・27。満足度の数字が残る2012年以降ではオープニングとともに一番低い数字となった。

 

 92年から始まったチャリティーマラソンは、献身的にランナーを支えてきたトレーナーの坂本雄次さんの体力の限界などもあって曲がり角に来ていることは確か。完走する姿に毎回勇気と感動を与えているが、「マラソンも番組終了時間に合わせてちゃんとゴールできるように仕組まれてる感がハンパない。今年で最後でいい」(55歳女性)という意見が少なからずある。来年はどういう展開を見せるのか。すでに日本テレビは頭を悩ませているに違いない。