15日“スマスマ”満足度過去最低…から見える、ファンが観たいSMAPとは?

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2016.08.22

15日“スマスマ”満足度過去最低…から見える、ファンが観たいSMAPとは?

 15日に放送された「SMAP×SMAP」が、テレビウォッチャーデータが残る12年4月以降で最も低い3・07(5段階評価)を記録した。

 高満足度の基準は3・7以上で、月9(「好きな人がいること」)メンバーがビストロに登場した前週は3・6、騒動が明るみとなった今年1月以降(1月18日~8月8日)の平均満足度も3・49の為、この日特にスマスマ視聴者の満足度を大きく下げてしまったのは間違いない。

 

 個人的には冒頭、騒動にふれたテロップに“解散”という文字が使われていなかったことや、放送事故かよと心配するほどの30秒近いその無音表示に、スマスマスタッフの無言の抵抗みたいなものを感じたし、何よりいつものようにビストロから始まって、コント、歌のコーナーと(本当は通常放送のつもりだったので当たり前なのだが…)、改めて番組クオリティの高さを再認識できるきっかになってよかった。

 バラエティの基本ともいえるトーク(=ビストロ)があり、今や民放では皆無といっていいコント、そして毎回セットやCGにこだわった非タイアップの歌コーナーと、今ほとんどのバラエティがVTR鑑賞や、トークやゲームで番組構成を組んでいるのに対し、スマスマのようにそれぞれ違ったコーナーで、それぞれにここまで手の込んだ番組が他にあるだろうか。

 それを20年も維持したスマスマの凄さ、SMAPの偉大さをなぜこの時まで気づかなかったのか、自分は一体なんて愚かな生き物なのか!

 と話がめんどくさくなってきたが、ほとんどの視聴者はいつものスマスマではない部分に反応し満足度を下げたようなので個人的には意外な結果だった。

 

 番組に寄せられたコメントをみると、「久々にみた。やはり面白いです。SMAP解散は残念です(54歳女性)」、「久しぶりに見たが、画面からはギスギスした感じは伝わらずプロだなと思った(39歳女性)」など、これを機に久々に観た視聴者の好意的な意見も多かったのだが、「見られないと思うと悲しい(31歳女性)」「見てて複雑だった(34歳女性)」、「解散決まって複雑な心境でみていた(45歳女性)」と、番組自体の評価よりもSMAP解散による悲しさや寂しさが番組満足度に反映される結果となった。

 

 過去、スマスマが高満足度を記録した回を振り返ると、視聴者がどんなSMAPを観たいのかより分かる。

 下記が2012年4月以降の「SMAP×SMAP」満足度ランキングだ。

 

 過去満足度が最高となったのは、13年9月9日のデビュー記念日に放送された「生放送50曲40分間ノンストップスペシャル」の4・10、次点が同じく13年に放送されたSMAP5人がはじめて旅行に出かけたスペシャルの未公開編「5人旅名場面完全放送スペシャル」の4・02。またその本編の「はじめてのSMAP5人旅スペシャル!!」も3・93と高数値だ。

 

 番組の中身が満足度に直結するのはもちろんだが、ことスマスマの場合、出演者の“一体感”や“結束”“絆”こそが満足度を大きく左右していることがわかる。

 “40分間ノンストップ歌だけ”や、“旅して戯れるだけ”なのに、多くの視聴者を離さず、満足させる番組、グループはほかにないでしょう。

 

 もうそんな日は二度と訪れないのだろうか?

 “テレビは終わった”とよく言われ、それにいつも反発してきた自分だが、SMAPそしてスマスマの終わりは、僕らの時代のテレビの終わりな気がしてならない。