3夜連続放送SPドラマ「バスケも恋も、していたい」を、タイトルの“こっぱずかしさ”のみで敬遠している方へ…

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2016.09.14

3夜連続放送SPドラマ「バスケも恋も、していたい」を、タイトルの“こっぱずかしさ”のみで敬遠している方へ…

 「バスケも恋も、していたい」

 

 こんなド直球過ぎるこっぱずかしいタイトルを臆することなくつけるこのセンス!

 それはフジテレビにしかありません!

 

 このドラマは、9月22日にフジテレビが歴史的!地上波独占生中継!と大々的に謳い放送される新バスケットボールリーグ“Bリーグ”の開幕戦に先駆けて制作される、23時台、30分間の3夜連続ショートドラマスペシャル。19日から21日まで3夜連続で放送し22日の開幕戦に花を添えるという計画。

 この一つのイベントに対してフジテレビ流の“お祭り”で盛り上げようとするPR手法は、香取慎吾主演の映画「西遊記」の宣伝放送と言っても過言ではなかった「FNS27時間テレビ みんな“なまか”だっ!ウッキー!ハッピー!西遊記!」を彷彿とさせます。

 それが盛り上がりに繋がろうがどうだろうが、とにかくどんな形であろうと「西遊記」も「Bリーグ」も全力で盛り上げる、それがフジテレビなのです!

 

○「バスケも恋も、していたい」は「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」と同じP&D

 

 さて主演を務めるキスマイの藤ヶ谷君や、ヒロインの山本美月ちゃん、そしてその他キャストファン以外に、このドラマを敬遠させてしまっているのでは?と勝手に心配してしまうのが、やはりこのこっぱずかしいタイトル「バスケも恋も、していたい」です。

 だけどこのドラマ、今年1月の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」と同じプロデューサーなのです!

 偉そうに“!”を付けられてもという感じですが、つまりはキスマイ藤ヶ谷君のカッコ良さのみが拝めるアイドルドラマだからこのタイトルではなく、描かれる世界のリアリティだったり恋愛の機微だったりの“雰囲気”をタイトルに封じ込めたい!!という思いからの「バスケも恋も、していたい」なのです(おそらく)。

 だからこそ、“バスケも恋も”の間にわざわざ“読点”を付けて“していたい”につないでいるのです。その“読点”にこのドラマの雰囲気が全て込められているのです(おそらく)。

 だからこんなこっぱずかしいタイトルは何で?=「いつ恋」のPだから!と、そこは一旦飲み込んでドラマを楽しみに待ちましょう。

 

 そしてこのドラマのD=監督もまた「いつ恋」と同じ並木道子監督。

 主な作品はというと「流れ星」(10年・月9)、「それでも、生きてゆく」(11年・木10)、「最高の離婚」(13年・木10)、「問題のあるレストラン」(15年・木10)と、わかる人にはわかるでしょう、繊細な人物描写と映像美を得意とする監督です。ただのアイドルドラマにはさせない、青春の甘酸っぱさや美しい映像世界が楽しめること間違いなしです。

 

○そして脚本は研究員の友達

 そしてなぜいきなりこのドラマを突然ピックアップして宣伝しているのかというと、脚本家が僕の友達だということです。

 友達だと思っているのは僕だけかもしれませんが、大学の卒業制作で僕がプロデューサーなるただのお飾りの口出し役だったのに対し、彼はその頃から脚本担当でした。そして卒業後もことあるごとにテレビやドラマについてああだこうだと言い合う仲です(メールで)。関係ないですが、一般社会に飛び出すと僕のテレビ知識はただの気持ち悪さでしかありませんが、彼は僕の話にちゃんと受け答えできるし、それ以上の知識をくれる超テレビ通でもあります。

 そんなことはいいとして、彼の地上波ゴールデンデビュー作はなんと先ほど紹介した並木道子監督も担当した「流れ星」(竹野内豊&上戸彩)です!!“臓器移植”というトリッキーでゲスい内容に傾きがちなテーマを、繊細な人物描写で切ないラブストーリーに昇華させたのが、脚本・秋山君なのです!

 「流れ星」は2人の共同脚本(脚本監修に伴一彦先生もいます)ですが、覚えている人は覚えているあの名シーン!…家族愛に恵まれず、恵まれなかったがゆえに自転車に乗れないヒロイン・上戸彩が、生きるか死ぬかでやんやの物語終盤、主人公の竹野内豊に自転車レッスンを切なくも受けるあの感動の名シーンを作ったのが秋山君です!!

 そんな繊細描写の巧み秋山脚本×映像美の並木監督、そして臆することないパッケージングに仕立てた村瀬P。「バスケも恋も、していたい」というこっぱずかしさ一点のみで敬遠している方、それじゃあもったいない!!是非ご覧になってみて下さい。

 責任は秋山君がとります。